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私の趣味は読書です。読んだ本を忘れないように書き留めておきます。
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プリズム
[ 百田 尚樹 ]
JUGEMテーマ:読書 いま目の前にいるのは、私が愛した“あなた”ですか?かつて誰も経験したことのない、切なくミステリアスな恋愛の極致!! 世田谷に古い洋館を構える資産家の岩本家に聡子は足を踏み入れた。 美しい夫人から依頼されたのは、小学校4年生になる息子・修一の家庭教師。 修一と打ち解け順調に仕事を続けていた聡子だが、ある日、屋敷の庭を散策中に、離れに住んでいるという謎の青年が現れる。 青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、聡子に挑みかかってきたかと思えば、数日後の再会では、陽気で人当たりが良く聡子を口説いてからかったり、かと思うと、知的で紳士然とした穏やかな態度で聡子との会話を楽しんだり……。 会うたびに変化する青年の態度に困惑するが、屋敷の人間は皆その青年については口を硬く閉ざすのであった。次第に打ち解けていく青年と聡子。 やがて、彼に隠された哀しい秘密を知った聡子はいつしか彼に惹かれはじめている自分に気づき、結ばれざる運命に翻弄される。 変幻自在の作品を生み出す著者が書き下ろした、哀しくミステリアスな恋愛の極致。
幸福な生活
[ 百田 尚樹 ]
JUGEMテーマ:読書 「道子さんを殺したのは、私なのよ――」認知症が進んでから母はよく喋るようになった。 しかし、その話の大半は出鱈目だ。妻は自分がいつ殺されたのと笑うだろう。 施設を見舞うたびに進行していく症状。子どもの頃に父が家出して以来、女手ひとつで自分と弟を育ててくれた母をぼくは不憫に思えてならない。 久しぶりに訪れた実家の庭でぼくは、むかし大のお気に入りだった人形を見つける。 40年ぶりに手にした懐かしい人形。だが、それはおそろしい過去をよみがえらせた……(「母の記憶」より)。 サスペンス、ファンタジー、ホラー……、様々な18話の物語、そのすべての最後の1行が衝撃的な台詞になっているという凝った構成。 『永遠の0』『ボックス!』『錨を上げよ』で話題の百田尚樹は長編だけじゃなかった。星新一、阿刀田高、筒井康隆という名手顔負けの掌編小説集を世に送り出した!
モンスター
[ 百田 尚樹 ]
JUGEMテーマ:読書 田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ友達もできない悲惨な日々。 そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。 そこで整形手術に目覚めた未帆は、手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。 そのとき、甦ってきたのは、かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった―。
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