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私の趣味は読書です。読んだ本を忘れないように書き留めておきます。
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おもかげ橋
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書 剣は一流だが、道場には閑古鳥が鳴く草波弥市。武士の身分を捨て、商家に婿入りした小池喜平次。二人は、彼らを裏切り国許から追放した勘定奉行の娘で初恋の女・萩乃と、十六年ぶりに江戸で再会し、用心棒を引き受ける。 一方、国許では、かつて化け物と恐れられた男が藩政に返り咲き、藩を二分する政争の余波が、二人にも及ぼうとしていた―。 2013.03.05 Tuesday 11:03 | - | - | ▲
蛍草
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書
菜々は武家の娘から女中に身を落としても、いつも元気よく朗らかで、心に一点の曇りもない。 前を向いてゆく。切腹した父の無念を晴らすという悲願を、その十六歳の小さき胸に抱えながら。 個性豊かな登場人物たちが、じんわりとした温かみを醸成する、極上の葉室エンターテインメント。 2013.01.28 Monday 14:34 | - | - | ▲
この君なくば
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書 勤皇佐幕で揺れ動く九州・日向の伍代藩―。軽格の家に生まれた楠瀬譲は、恩師・桧垣鉄斎の娘・栞と互いに惹かれあう仲であった。蘭学に秀でた譲は、藩主・忠継の密命で京の政情を探ることとなる。やがて栞の前には譲に想いを寄せる気丈な娘・五十鈴が現れるが―。 激動の幕末維新を背景に、懸命に生きる男女の清冽な想いを描く傑作長篇時代小説。 2012.12.07 Friday 14:05 | - | - | ▲
千鳥舞う
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書 心が死ねばこの世のすべては無明長夜の闇に落ちる。この世を美しいと思うひとがいて、初めてこの世は美しくなる。 そう思うひとがいなくなれば、この世はただの土塊となるしかない。 死なせてはならない心とは、人を愛おしむ心や、この世を美しいと感じる心。 ひとはひとに愛しまれてこそ生きる力が湧くもの。涙と感動を呼ぶラスト。 女絵師・春香が描く博多八景にまつわる哀切で感動的な物語。
霖雨
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書
天領である豊後日田(大分県日田市)で、私塾・咸宜園を主宰する広瀬淡窓(儒学者・詩人)と家業を継いだ弟・久兵衛の物語。 入門にあたり年齢・学歴・身分を問わない淡窓の教育方針は当時としては画期的。 全国から入門希望者が集まったが、お上にとっては危険な存在で、西国郡代からのいやがらせが続く。一方、掛屋を営む弟の久兵衛も、公共工事を請け負わされ、民の反発をかって苦境に陥っていた。 そんな折、大塩平八郎の乱に加わった元塾生が淡窓のもとに逃げてくる。お上に叛旗を翻した乱に加わった弟子に対し、淡窓はどんな決断を下すのか。また久兵衛は難局を乗り切ることができるのか。 本書は、直木賞作家である著者がデビュー以来、温めてきた題材。手を携えて困難に立ち向かいながらも清冽な生き方を貫こうとする広瀬兄弟の姿を通し、「長い雨が降り続いて心が折れそうになっても決して諦めてはいけない」というメッセージが切々と胸に迫る歴史小説。
蜩ノ記
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書 鳴く声は、命の燃える音に似て―― 命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか? 豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎は、城内で刃傷沙汰に及んだ末、からくも切腹を免れ、家老により向山村に幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ遣わされる。 秋谷は七年前、前藩主の側室と不義密通を犯した廉で、家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。 庄三郎には編纂補助と監視、七年前の事件の真相探求の命が課される。 だが、向山村に入った庄三郎は秋谷の清廉さに触れ、その無実を信じるようになり……。 命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を穏やかな山間の風景の中に謳い上げる、感涙の時代小説!
オランダ宿の娘
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書 江戸参府のオランダ使節団が、自分たちの宿「長崎屋」に泊まるのを、るんと美鶴は誇りにしていた。文政五年、二人は碧眼の若者、丈吉と出逢い、両国の血をひく彼と交流を深めてゆく。 まもなく、病人のために秘薬を探していたるんは、薬の納入先を聞きつけた丈吉と回船問屋を訪れる。が、店に赴いた彼らが発見したのは男の死体だった。 さらに数年後シーボルトをめぐる大事件が起こり、姉妹はその渦中に。
冬姫
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書 信長の娘として生を受けながらも、母を知らず、孤独のうちに育った冬。父の命により蒲生氏郷のもとへ嫁ぎ、想いを交わしあう幸せな日々が訪れるが― お市、茶々、江、ガラシャ…姫たちの戦いに翻弄されながら、ひたむきに歩んだ女人がいた。 今もっとも注目を集める時代小説の旗手が、命を吹き込む新たなヒロイン。
星火瞬く
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書 「異人斬り」が横行する幕末。全世界を相手にしたロシアの大革命家が、横浜の地に降り立った。 妖しい光を放つその男に、日本の若き学命家たちは吸い寄せられていく。 そして同時期、30年ぶりの来日を果たしたシーボルトと、息子アレクサンダーもまた、危険な革命家と出遭う。 父から託された一挺のピストルを手に、アレクサンダーは決意する。 わたしは、バクーニンと対決しなければならない。 作家・葉室麟がどうしても書きたかった時代、人物、物語がここにある。
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