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私の趣味は読書です。読んだ本を忘れないように書き留めておきます。
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花嫁
[ 青山 七恵 ]
JUGEMテーマ:読書 兄さんが今度、お嫁さんをもらう。あたしは断固反対。唾棄すべきことだ。兄と妹。夫と妻。親と子。 固く結ばれた絆の裏には、淫靡で怖い秘密がある。 20歳の大学生・若松麻紀は、眠れない時や寂しい時、兄さんのベッドに潜り込む。 婚約者の話を聞いたのも、ベッドの中だった。 若松家の長男・和俊が、婚約者を連れて来たことで、兄を愛する麻紀はパニックに陥った。 腕利きの和菓子職人・父は、年に一度だけ、家族に内緒で出かけて行く。 逢い引きの相手は、店のお手伝いをしている弓子さんだった。 夫を支えて繁盛する店を切り盛りし、子供二人を育て上げた母は、和俊の結婚式の後、花嫁に向けて一通の手紙を書き出した。 その中には、若松夫婦の思いもよらぬ過去、子供らの出生の秘密が書かれていて……。 仲良し四人家族の中に、ある日いきなり「花嫁」がやってきた。 今までそれぞれがひた隠しにしてきた過去が掘り返されていく。情熱と契約で結ばれた家族の果て。
あかりの湖畔
[ 青山 七恵 ]
JUGEMテーマ:読書 ――大切な家族だからこそ、打ち明けられないことがある――山の上にある大きな湖、その畔をめぐる遊歩道の奥に、食堂と土産物屋を兼ねた「お休み処・風弓亭」がある。 麓の温泉街で観光案内所に勤める父に代わり、店を任されているのは三姉妹の長女・灯子(とうこ)。次女・悠(ゆう)は恋人の就職を機に東京へ出て女優を目指し、高校生の三女・花映(はなえ)もまた将来は美容師になりたいと言う。 26歳になった灯子だけが「天上の人」とからかわれながら、生まれ育った湖畔でいつまでも変わらぬ暮らしを望んでいた。かつて家を出ていった母親の不在を埋めるように、妹たちに言えない彼女だけの「秘密」を抱えて。ある日、外界から一人の青年・辰生がやってきて街に住み着く。妹二人は彼こそが灯子の「運命を変える」相手になるのではと噂しあうが……?
ひとり日和
[ 青山 七恵 ]
JUGEMテーマ:読書 人っていやね......人は去っていくからね。20歳の知寿が居候することになったのは、 母の知り合いである71歳・吟子さんの家。 駅のホームが見える小さな平屋で暮らし始めた私は、キオスクで働き、恋をし、吟子さんとホースケさんの恋にあてられ、少しずつ成長していく。 選考委員が絶賛した第136回芥川賞受賞作。
わたしの彼氏
[ 青山 七恵 ]
JUGEMテーマ:読書 大学2年の繊細美男子、鮎太朗。美人で怖い姉3人。女たちはみな彼に恋をする。けれどいつも鮎太朗が振られてしまう。 何もしていないのに包丁で刺されたり、貢がされたりする。 彼を慕い続ける可愛い同級生には、どうしても心が惹かれない―。恋は理不尽。恋は不条理。 だけど、ひなたを走りたくなるくらいあったかい気持ちになるのは、何故なのだ?恋する心の不思議・普遍・歓び。
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