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2013.04.19 Friday  | - | - | 

ふれられるよ今は、君のこと

評価:
橋本 紡
文藝春秋
¥ 1,470
(2012-11-07)
Amazonランキング: 162252位

JUGEMテーマ:読書
 高野楓(たかの・かえで)はやる気のない中学校教師。熱血教師が次々に心を病んで辞めていく教育の現場で、自分は常に適当に仕事をしてきたからこそ生き残れたのだ、という自覚がある。恋愛経験がなくもないが、なんとなく独り身できた。しかし最近、ひょんなことから、年下の彼氏を居候させている。センスがよく料理上手な彼との日常はたのしいが、困ったことがひとつ。この彼は、ちょくちょく姿をくらませてしまうのだ。
野崎先生は楓の先輩教師で、熱血なことが鼻につくが、なにかと頼られてしまう。この先生に問題児・市田君の面倒をみてほしいと頼まれ、いやいやながら引き受ける。市田君は、図抜けた卓球の才能があり、卓球部員なのだが、全くやる気がなく、卓球台の下で本を読んでいるというのだ。楓は、自分の管轄である社会科資料室の整理を市田君に頼む。市田君は分類と整理といったことが無類に好きらしく、本当は誰からも必要とされていない作業に嬉嬉として励む。恋愛不能、発達障害といった現代的問題をふわりと包み込み、見事な大人のファンタジーとして仕上げた傑作長篇。
気負いがないことが、平静でいられるのかもしれない。
人と接することが得意とは言えないにもかかわらず、教師という職業を続けてこれた主人公は。
大人のファンタジーと言えばそうなのだけれど、不思議な彼氏や独特の世界観をもつ主人公の周りは、他の人とは少し違うのかもしれませんね。
2013.02.05 Tuesday 13:36 | - | - | 
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2013.04.19 Friday 13:36 | - | - |