<< June 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

[ - ]

一定期間更新がないため広告を表示しています

2013.04.19 Friday  | - | - | 

光媒の花

評価:
道尾 秀介
集英社
¥ 1,470
(2010-03-26)
Amazonランキング: 1715位

JUGEMテーマ:読書
 印章店を細々と営み、認知症の母と二人、静かな生活を送る中年男性。ようやく介護にも慣れたある日、幼い子供のように無邪気に絵を描いて遊んでいた母が、「決して知るはずのないもの」を描いていることに気付く……。
三十年前、父が自殺したあの日、母は何を見たのだろうか?(隠れ鬼)
共働きの両親が帰ってくるまでの間、内緒で河原に出かけ、虫捕りをするのが楽しみの小学生の兄妹は、ある恐怖からホームレス殺害に手を染めてしまう。(虫送り)
20年前、淡い思いを通い合わせた同級生の少女は、悲しい嘘をつき続けていた。彼女を覆う非情な現実、救えなかった無力な自分に絶望し、「世界を閉じ込めて」生きるホームレスの男。(冬の蝶)
など、6章からなる群像劇。大切な何かを必死に守るためにつく悲しい嘘、絶望の果てに見える光を優しく描き出す、感動作。
 どれも少し哀しいのですが、続く話によってその主人公たちも哀しみを少しずつではあっても乗り越えていけるのではないかと思いました。
「どんなことをする人であっても、殺していい人はいない。」まさに、その通りだと思います。
2010.05.12 Wednesday 08:32 | comments(0) | - | 
<< 植物図鑑 | main | 真昼なのに昏い部屋 >>

スポンサーサイト

[ - ]
2013.04.19 Friday 08:32 | - | - |