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2013.04.19 Friday  | - | - | 

漂砂のうたう

評価:
木内 昇
集英社
¥ 1,785
(2010-09-24)
Amazonランキング: 14071位

JUGEMテーマ:読書
 江戸から明治に変わり十年。御家人の次男坊だった定九郎は、御一新によってすべてを失い、根津遊廓の美仙楼に流れ着いた。
身を入れずに立番(客引き)をする定九郎とは対照的に、廓の仕事に心血を注ぐ龍造。
その気品と賢さで美仙楼で一番の人気を誇る花魁・小野菊。
定九郎につきまとってくる、三遊亭圓朝の弟子・ポン太。
谷底に生きる男と女の人間模様を見事に描き出す傑作長編。
 時は明治の時代。武士の生まれである主人公は、流れ流れて遊郭で夢も何もない生活を送っていた。
苦界の中にいながら、凛として生きる花魁に複雑な気持ちを抱いている。
何にもとらわれないはずの主人公だったが、花魁を狙う昔の仲間、得体がわからない噺家の弟子、いつのまにか彼らの陰謀に巻き込まれていく。
落ちるばかりの主人公にはがゆさを感じながら、時代の波に流されていく言いようのないせつなさの1冊。
2011.04.02 Saturday 18:42 | comments(0) | - | 
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2013.04.19 Friday 18:42 | - | - |