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2013.04.19 Friday  | - | - | 

びいどろの火

評価:
奥山 景布子
文藝春秋
¥ 2,000
(2011-05)
Amazonランキング: 71497位

JUGEMテーマ:読書
 武家の日陰者から富商の内儀となった佐登。
体に触れぬ夫に途惑ううち、江戸下りの役者と深間におちていく。
 老齢の先代の手がつき生まれた主人公の佐登は、現当主の家で日陰者のようにひっそりと息をひそめて暮らしている。
現当主の子らとほとんど年が違わないため、きょうだいのように暮らしてはいても、世間からは違う目で見られがちであり、所在無くいたところに、富商から嫁入りの話が舞い込む。
請われるままに嫁入りしたのだが、主人となった人とはなぜかすれ違うばかり…
そんな彼自身にも、人には言えないことがある。
すれ違うばかりの佐登の前に、妖しい役者が現れいつしか虜となっていく。

自分の本当の気持ちだからこそ、話すことができず、胸に抱え込んでしまい、悪い方へと向かい転がり落ちてしまう、せつないですね。
だからこそ、佐登の甥、姪である市之進や波留など若い人の新たなる旅立ちは清清しいものです。
2011.06.15 Wednesday 15:46 | comments(0) | - | 
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2013.04.19 Friday 15:46 | - | - |