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2013.04.19 Friday  | - | - | 

大幸運食堂

評価:
明川 哲也
PHP研究所
¥ 1,470
(2011-09-02)
Amazonランキング: 86288位

JUGEMテーマ:読書
 川辺にある小さな食堂。そこは、寂しかったり、傷ついていたりする人にエールを送る場所――。
本書は、月刊誌『PHP』の人気連載「川辺の町の物語」を単行本化した連作短編小説集。
人生は、いつもうまくいくときばかりではない。
野菜の無人販売所を始めたものの、そのストレスと、ぎくしゃくした家族関係に溜め息ばかりの雅代さん(「黒猫のミーコ」)。
ひそかに思いを寄せる三姉妹に、変質者と思われてしまった洋平さん(「三姉妹」)。
機嫌が悪く、何かとどなりつける母親を振り切って家を飛び出した克之君(「明滅」)。
裏方の仕事に嫌気が差し、映画撮影所を辞めようとする隆之さん(「本番、スタート」)。食堂の客足が途絶え、何もかもが面倒になっている継治さん(「花丼」)等、“大幸運食堂”をめぐる各短篇の主人公は、人生につまずいてしまっている人たちである。
「ツライばかりの毎日。でも、前を向いていこう」――そんなメッセージが込められた、元気が出る一冊。
 どれも他の人からみたらささいなことなのかもしれないけれど、当事者にとっては厳しい現実。
それでも、あきらめないで前へ進んでいく主人公たち。
そんな当たり前の生活、普通の人々の生活の短編は、どれも心あたたまります。
2011.10.24 Monday 14:20 | comments(0) | - | 
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