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私の趣味は読書です。読んだ本を忘れないように書き留めておきます。
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週末は家族
[ 桂 望実 ]
JUGEMテーマ:読書
シェイクスピアに心酔する小劇団主宰者の大輔と、その連れ合いで他人に愛を感じることができない無性愛者の瑞穂は、母親の育児放棄によって児童養護施設で暮らす演劇少女ひなたの週末里親になって、特殊な人材派遣業に起用することになるが― ワケあり3人が紡ぐ新しい“家族”の物語。
モンスターU子の嘘
[ 越智 月子 ]
JUGEMテーマ:読書 男も女も、なぜ、この女に騙されるのか。 昭和63年。ゲーム機賭博で数億円の荒稼ぎをしていた赤坂の喫茶店経営・石山詩子が、常習賭博の現行犯で逮捕された。 フリーライターの蒲田は拘置所で詩子と面会する。旧友で亡くなった刑事の寺本から「あの人のことを頼む」と懇願されていた。家庭を壊し、刑事という立場も顧みずして死の直前まで意識野にのぼらせ続けた女は、一方、寺本のことなどまったく意に介す様子を見せなかった。 腑に落ちない蒲田は詩子の娘で小学生の音子に会い「自分の本当の父親を探してくれ」と依頼される。 巻き込まれるように蒲田は各界の大物たちと会う羽目になり、詩子との不可思議な関係を目の当たりにしていく。 年号が改まった平成元年。獄中にいた詩子は、ある計画を実行に移す――。
途方もなく霧は流れる
[ 唯川 恵 ]
JUGEMテーマ:読書 女は素知らぬ振りをして、いつも抜かりなくすべてを整えている――。50歳を目前に大企業からリストラされたバツイチの岳夫は、恋人にも振られ、全てを失って一人きりで軽井沢のボロ家での田舎暮らしを始めた。 しかし彼の周りには、料理屋の優しい女将とその娘、艶やかな人妻、知的な獣医などなぜか女性が現れて……。 思いがけなく展開する人生に立ち向かう男と女たち。大人のための長篇小説。
心の森
[ 小手鞠 るい ]
JUGEMテーマ:読書 父の転勤で、少年はアメリカの小学校に転校する。少年の名は響。英語がわからず、友だちもいないので、最初はとまどいながらも、新たな生活がはじまる。 ある日、家の裏庭に続く森で、響は不思議な少女に出会う。 少女は何も話さず、笑顔で見つめるだけ。名前をたずねると、一輪の花を手渡す。 それが彼女の名前、デイジー。 その後も、響はデイジーに会うようになり、森の動物とふれあいながら、彼女の優しさに心ひかれていく。だが、デイジーには、思いもよらない秘密があった…。
朱龍哭く 弁天観音よろず始末記
[ 西條 奈加 ]
JUGEMテーマ:読書 お侠な小町娘のお蝶と、物腰穏やかな色白美人の沙十。人呼んで“弁天観音”美人姉妹と、次々と現れるクセ者の男たち。一本気な枡職人、ワケあり破戒坊主、無愛想な若侍、好色な若旦那。 かしましくも賑やかな日々の裏、お蝶を狙う影が迫っていた…。
紙の月
[ 角田 光代 ]
JUGEMテーマ:読書 わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が1億円を横領した。梨花は海外へ逃亡する。彼女は、果たして逃げ切れるのか? あまりにもスリリングで狂おしいまでに切実な、角田光代、待望の長篇小説。
七十歳死亡法案、可決
[ 垣谷 美雨 ]
JUGEMテーマ:読書 2年後、お義母さんが死んでくれる。「家族」の本音を、生々しくリアルに描く新・家族小説。 ≪家族って一体なんだろう?≫2020年、65歳以上の高齢者が国民の3割を超えた日本。 社会保障費は過去最高を更新し続け、国家財政は破綻寸前まで追い詰められていた。そこでついに政府は大きな決断を下す。 「日本国籍を有する七十歳以上の国民は誕生日から30日以内に死ななければならない」という七十歳死亡法案を可決したのだ。 2年後に法律の施行を控えたある日、ごくありふれた家庭の宝田家にも小さな変化が起こり始めていた。義母の介護から解放されようとしている妻、家のことはすべて妻に任せきりの能天気な夫、超一流大学を卒業しながら就職に失敗し引きこもっている息子、ひび割れかけた家族から逃げ出した娘、寝たきりでわがまま放題の祖母。 一番身近で誰よりも分かってほしい家族なのに、どうして誰もこの痛みを分かってくれないんだろう。究極の法律が、浮びあがらせた本当の「家族」とは?大注目の作家が、生々しくリアルに描き出す、新・家族小説。
花酔ひ
[ 村山 由佳 ]
JUGEMテーマ:読書 結城麻子・東京の呉服屋の一人娘「夫婦のつながりは、セックスだけじゃないでしょう?」×桐谷正隆・千桜の夫。婿養子だが野心家「俺は、今すぐにでもあんたを抱きとうてたまらんのや」、桐谷千桜・京都の葬儀社の社長令嬢「もう逃がさへん。 あんたはうちの奴隷や」×小野田誠司・麻子の夫。ブライダル会社の営業「お願いだから、もう苛めないでくれ」。 共犯関係は緊張を帯び、秘密の濃度は高まり、堕ちていく―身も心も焼き尽くすねじれた快楽の行方。恋ではない、愛ではなおさらないもっと身勝手で、もっと純粋な、何か。 夫婦だからこそ言えない秘密がある。『ダブル・ファンタジー』を超える衝撃の官能の世界。
番犬は庭を守る
[ 岩井 俊二 ]
JUGEMテーマ:読書 原子力発電所が爆発し、臨界事故が続発するようになった世界では、放射能汚染による精子の減少と劣悪化が深刻な問題となっていた。優良精子保有者である「種馬」の精子は民間の精子バンクが高額で買い上げ、その一家には一生遊んで暮らせる大金が転がり込んで来る。 一方で、第二次性徴期を迎えても生殖器が大きくならず、セックスのできない不幸な子供たちは「小便小僧」と呼ばれていた。 高校を卒業し、警備保障会社に就職をした小便小僧のウマソーは、市長の娘に恋をした罰として、使用済みの核燃料や放射性廃棄物で溢れる、廃炉になった原発を警備することになる。 やがてウマソーの性器は徐々に失われ…。 人々が原子力を選んだ結果、生まれてしまった世界。 だが、それでも紡がなければならない未来がある―。 全編を通して岩井美学に貫かれた、豊饒なエンターテインメント。 10年ぶり、書き下ろし長編小説。
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