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私の趣味は読書です。読んだ本を忘れないように書き留めておきます。
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鬼談話百景
[ 小野 不由美 ]
残穢
[ 小野 不由美 ]
JUGEMテーマ:読書 怨みを伴う死は「穢れ」となり、あらたな怪異の火種となるのか──。畳を擦る音が聞こえる、いるはずのない赤ん坊の泣き声がする、何かが床下を這い廻る気配がする。だからあの家には人が居着かない──何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を調べるうち、浮き上がってきたある「土地」を巡る意外な真実。著者九年ぶりの五〇〇枚書き下ろし、戦慄のドキュメンタリー・ホラー長編。
ひらいて
[ 綿矢 りさ ]
JUGEMテーマ:読書 やみくもに、自分本位に、あたりをなぎ倒しながら疾走する、はじめての恋。彼のまなざしが私を静かに支配する――。 華やかで高慢な女子高生・愛が、妙な名前のもっさりした男子に恋をした。 だが彼には中学時代からの恋人がいて……。 傷つけて、傷ついて、事態はとんでもない方向に展開してゆくが、それでも心をひらくことこそ、生きているあかしなのだ。 本年度大江健三郎賞受賞の著者による、心をゆすぶられる傑作小説。
二重生活
[ 小池 真理子 ]
JUGEMテーマ:読書 大学院生の白石珠は、ある日ふと、近所に住む既婚男性、石坂史郎を尾行してしまう。大学の講義で知ったアーティスト、ソフィ・カルによる「文学的・哲学的尾行」が心に残っていたからだ。 そして珠は、石坂の不倫現場を目撃する。 他人の秘密を知ることに、ぞくぞくとした興奮を覚えた珠は、石坂の観察を繰り返す。 だが徐々に、秘密は珠と恋人との関係にも影響を及ぼしてゆく―。 大学教授への想い、今は亡き恋人への追慕。スリリングな展開、乱れ合う感情。 ページを繰る手が止まらない、傑作長編。
月と雷
[ 角田 光代 ]
千鳥舞う
[ 葉室 麟 ]
JUGEMテーマ:読書 心が死ねばこの世のすべては無明長夜の闇に落ちる。この世を美しいと思うひとがいて、初めてこの世は美しくなる。 そう思うひとがいなくなれば、この世はただの土塊となるしかない。 死なせてはならない心とは、人を愛おしむ心や、この世を美しいと感じる心。 ひとはひとに愛しまれてこそ生きる力が湧くもの。涙と感動を呼ぶラスト。 女絵師・春香が描く博多八景にまつわる哀切で感動的な物語。
ふくろう
[ 梶 よう子 ]
JUGEMテーマ:読書 伴鍋次郎は西丸書院番士に引き立てられるが、両親はなぜか狼狽する。町で会った初対面の老武士には「許してくれ」と土下座され、不審は募るばかり。 そんな矢先、家で書物の整理をしていると、「鍋次郎」と記された自分の名前の位牌と、父の昔の日記を見つける。 日記には、鍋次郎が生まれたころの記述だけが欠落していた。 自分は養子だったのか?己の出生の真相に迫る鍋次郎。私はいったい誰なのだ。 ふくろうの根付にこめられた我が子への願いとは。若手注目株の長編時代小説。
夢より短い旅の果て
[ 柴田 よしき ]
JUGEMテーマ:読書 四十九院香澄は“その道では有名な”鉄道旅同好会に入会した。鉄道に興味はなかったが、彼女には同好会に絶対に入らなければいけない理由があった。 急行能登、飯田線、沖縄都市モノレールゆいレールに、こどもの国、越後湯沢、雨晴、日光…。 一つの線路、一つの駅に集う多くの人々、様々な人生と交錯する中、彼女自身も自分のレールを敷きはじめていく。 ありふれた日常をちょっぴり変える、珠玉の鉄道ロマン。
片桐酒店の副業
[ 徳永 圭 ]
JUGEMテーマ:読書 法に触れない限り、何でもお届けします。冴えない酒店の片手間仕事のはずが、最近、ワケあり注文が多い。 「アイドルに贈り物を手渡して欲しい」「上司に悪意を」などの難題に直面する無愛想な若き二代目店主、片桐章。彼もまた胸の奥に大きな遺失物を抱えていた…。 ボイルドエッグズ新人賞作家が放つ、可笑しく、ほろ苦く、心温まる感動長篇。
森の家
[ 千早 茜 ]
JUGEMテーマ:読書 互いのことに深く干渉しない。その暗黙のルールは気ままな私が作っているのではなく、佐藤さんの微笑みが作っている―。30過ぎの美里と、ひと回り歳上の恋人・佐藤さん、その息子で大学生のまりも君。緑に囲まれた家で“寄せ集めの家族”がいとなむ居心地いい暮らしは、佐藤さんの突然の失踪で破られる。 それは14年前の、ある約束のためだった…。繋ぎとめるための言葉なんていらない。さみしさを共有できたら、それでいい。 泉鏡花文学賞受賞作家が描く奇妙でいとしい「家族」のかたち。
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